コピーライティング

短所や欠点を伝えると信頼度がアップする

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「吸引力が落ちない、ただひとつの掃除機」
というキャッチコピーで有名な掃除機があります。

非常に優れた性能を持つ
掃除機として有名ですね。

 

しかし、この掃除機のCMでは
一切の欠点を教えません。

それだけ自信のある製品であり、
落ち度もないのでしょう。

こういう自信に満ち溢れた表示の仕方を
『片面表示』と言い、
ポジティブな部分のみ伝える方法です。

しかし少しでも落ち度があると、
購入者からのクレームが多くなってしまうのも
片面表示の辛いところです。

吸引力が落ちたとか、音がうるさいとか。
細かい部分を指摘してくる客は必ずいます。

一方で「歴代吸引力ナンバーワン!メーカーの自信作」
というキャッチコピーで打ち出した製品があるとします。

しかしそのキャッチコピーの下に注意書きで、
「納得いただける吸引力実現の為に、少し音が響きます。」
とあったとします。

この表示の仕方を『両面表示』と言い、
ポジティブとネガティブな部分を両方伝えています。

当然購入者からの「音がうるさい」というクレームは減り、
「音はうるさいけど、たしかに凄い吸引力だ!」などと
好感を持たれる場合もあります。

中国から輸入しているアパレル業者が、
見るからに作りの悪い商品を販売する際に
「中国産なので、糸のほつれ、縫い目が荒いことがありますが、
この価格なので許してください。」と表示したという。

すると、値段の安さから大量に注文が入ったが、
ほつれを理由としたクレームは一切入らなかったという。

こういった手法が
セールスレターにも取り込まれている。

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