コピーライティング

コピーのコツはペルソナ|ペルソナに向けたキャッチコピーの作り方

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コピーライティングとは、すべてが次の文章を読ませる役割を果たしていなければなりません。

キャッチコピーは興味を引き、リードへ読み進めてもらうためのパーツ。

リードは、ボディコピーへと読み進めてもらうためのパーツ。

ボディコピーはクロージングへ。追伸はふたたびボディコピーへなど。

文章を読ませて、売りたい商品の価値を伝えていくためのものです。

その他のパーツにしても、メールのタイトル、見出し、小見出しも同じ。

読んでもらえなければ、その記事の存在する価値はないのです。

それくらい重要なのですから、すべてのパーツに注力しなければなりません。

では、どうやったらいいのか?

この記事では、反応のとれるキャッチコピーの作り方についてご紹介します。

もちろん、すべてのパーツで利用が可能です。

 

手順1:商品のリサーチ

 

ここでは、売りたい商品の特徴を調べます。

そして、特徴から得られるベネフィットまで考えてください。

たとえば、ドラム型洗濯機であれば、腰が悪い人にも使いやすいという利点があります。

ベネフィットを挙げるなら、ドラム型洗濯機なら洗濯物の出し入れが楽なので、腰にかかる負担が減り、腰痛に悩まされるリスクが軽減する…など。

多くの人に響かなくても、腰痛の人にだけ響けばいいのです。

もし、あなたが扱う商品が、英語の受験過去問題集であれば、どのような人が購入すると考えられるでしょうか。

受験生ですよね。

では、受験生は過去問題集からどのようなベネフィットを得られるのか。

過去に出題された問題だから、出題範囲と出題傾向が分かり、その部分に集中して勉強ができるから時間と労力を最小限で済ませられることがベネフィットかと思います。

また、問題集をリサーチしていたら、元東大生が執筆しているなんて特徴も見つかるかもしれません。

こうした権威はかなり使えます。

ドラム型洗濯機のターゲットは、おしゃれなインテリアにもなりますし、乾燥までできるので日当たりの悪い家やベランダのない家に住んでいる人も対象となります。

しかし、その中でどんな悩みを抱えている人に販売するかを明確にするのがターゲティングです。

 

手順2:ターゲットのペルソナ設定

1の商品のリサーチが終わったら、つぎにその商品を誰に売るかを決めます。

先程の例でいうと、ドラム型洗濯機を腰の悪い人に売るというのが第一段階で、60代以降の方に売るというのが第二弾階にしてもいいです。

英語の受験過去問題集であれば、受験を間近に控えている人というのが第一段階で、どれくらいの偏差値やレベルにするかが第二弾階になります。

そうしたら、ペルソナを作成していきます。

ペルソナの作成には、性別から家庭環境、最終的なゴールまでを決めます。

詳しくは、こちらの記事を誤確認ください。

 

手順3:ペルソナで定めた見込み客の悩みをリストアップする

ペルソナを設定した見込み客は、どのように感じているのかを考えましょう。

思いつくだけ考えてリストアップします。

・もう受験まで時間がなくて困っている
・最短で英語を習得できる方法を探している
・お金をかけずに効率よく英語を学びたい

どんなものでも構いません。もう思いつかないというくらい書き出しましょう。

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手順4:反応の取れそうなキーワードを探す

見込み客の悩みをリストアップしたら、一気にキャッチコピーを書き上げるのではなく、先に反応の取れそうなキーワードを探します。

反応の取れるキーワードとは、SEO的にではなく、見込み客に刺さりそうな言葉です。

探す方法としては、Yahoo!知恵袋などでリサーチをして、受験を目の前にしている人がどんな不安を抱えているのか?

その言葉を拾い集めます。

Yahoo!知恵袋で、「英語 受験勉強」と検索すると、全部で145,050件出てきます。

悩みも様々で

・どの参考書をやったらいいのかわかりません。
・長文を読むというのは効果はありますか?
・大学入試用の問題集などの前に高校英語の問題集などをやった方がいいでしょうか?
・英語の受験勉強の方法を教えて下さい。
・英語の基礎の受験勉強は何をすればいいですか?
・今からでも偏差値を60ほどまで上げることは可能でしょうか?
YAHOO!知恵袋より引用

…と、上から7件だけリサーチするだけでも、さまざまな悩みが出てきます。

もっとリサーチして、ターゲットに刺さりそうな言葉を控えておきましょう。

 

手順5:キャッチコピーを作る

ペルソナが出来上がったら、いよいよターゲットに響くキャッチコピーを考えていきます。

先程YAHOO!知恵袋でリサーチした言葉を加えながら、ターゲットがあなたのキャッチコピーを読んで、「探していたものはコレだ!」と思ってもらえるようなものに仕上げます。

ひとつのキャッチコピーをどんどん修正していくのではなく、はじめの段階では何個も書いていきましょう。

何個も書いたら以下の手順で候補絞っていきます。

1、見込み客の不安を解消できるものを残す。
2、緊急性のあるものにさらに絞る。

ここまでくると、キャッチコピーの候補はかなり絞られていると思います。

おそらく4個以内くらいでしょう。そうしたらキャッチコピーにベネフィットを書き足し、一番反応の取れそうなものひとつに絞ります。

見込み客にとって緊急性があり、利益のある言葉を短文で作成する。
(例)
  1. 「元東大生が明かす!受験合格への英語出題範囲集」
  2. 「コレだけ覚えよう!東大合格を7日以内で達成するための3つの出題範囲!」

ちょっとタイトル例がよくないですね(汗)

もしも、受験までの日数に余裕があるならばの1の問題集でもいいのかもしれません。

元東大生が明かす出題範囲ならば、その問題集だけを勉強すればいいと思えます。

一方で、ターゲットには受験までの日数がなく、さらに英語が苦手だとします。。

そういった場合は、短い期間で3つの出題範囲さえ勉強すれば、英語をパスできる可能性がある「2」を選びますよね?

このように、ターゲットを絞ることで、タイトルをより明確にできます。

今まさにコレに悩んでいた。コレが欲しい!というターゲットにベネフィットを上手く伝えられれば、見込み客に行動させることができるのです。

 

まとめ

 

キャッチコピーを作るさいにもペルソナが決まっていると書きやすく、ボリュームも減って、反応も上がります。

良いことづくしですね。しかも、そのキャッチコピーはボディコピーでもクロージングでも使えるのです。

ペルソナに向けたキャッチコピーを作る手順のまとめ

1, 商品のリサーチ
2, ターゲットのペルソナ設定
3, ペルソナで定めた見込み客の悩みをリストアップする
4, 反応の取れそうなキーワードを探す
5, キャッチコピーを作る

コピーライターによって作成の手順はことなります。

今回ご紹介した手順は、あくまで私の手順ですが、ぜひ参考にしてくださいね。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。

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